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インポートの靴下はなぜ破れる?

靴下はカルチャーギャップで破れる?!

有名セレクトショップに行くと、何千円もするドレス,スーツ用の靴下が売られています。一度は買ったことある方もいるのではないでしょうか。しばらく履いてみると、あれ、なんかもう破れてる!高かったのに~、という話はよくあります。不良品ということではありません。実はヨーロッパでは靴下は継ぎを当てて直して履くというのが極めて一般的。畳文化の日本と異なり、人前で靴下になる習慣がないのでツギが当たっていても問題ないのです。日本でも靴下のことを下着とは言いますよね。でも同じ下着であるパンツのように見られて恥ずかしいとは感じないですよね。欧米では、伝統的にみられると恥ずかしい=そもそも見られることがないものでした。現在では、欧米でも靴下を見せる着こなしは当たり前ですが、歴史的な文化の違いが商品に求める品質基準の違いとなっています。

日本の靴下とヨーロッパの靴下

日本の靴下は、破れないことを重視するため、インポートにくらべると素材の選択肢が少ないようです。ウール100%でもこもこしたメンズソックス、というような商品はほとんど見かけません。タイツに近いような少し透け感のある靴下もブラック、ネイビーならよくありますが、パープル、グリーンなど少し遊びのある色はなかなかないものです。また歴史の話になりますが、男性も靴下以前はタイツをはいて素肌を隠していました。メジャーではありませんが、メンズガーターベルトというアイテムもあります。ですから、タイツのような素材の靴下が日本よりもバリエーション多く作られているのです。豊富なデザインがあるのが、インポートソックスの魅力といえます。

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