nijigensekai

東京在住セレクトショップ運営

みんな履いたことあるやつ。

絶対みんな履いたことがある。

ネットで靴下について調べると、「おすすめの靴下ブランド10選」とか、「おしゃれな靴下はどこで買うのか」とか、「モテる靴下」みたいな記事が出てきます。私もブログを作って最初に、なんとなく書いてみました。

まぁ、一回書いて自分で読んでも「この人、心がこもってないなぁ、つまらないなぁ。」と思ってしまったので多分もうこういうテンプレ記事は書かないと思いますけど。リンクも貼りません。

 

ネットの記事は9割広告

それでですね、皆さんの記事を読んでみるとよくでてくるブランド、というのがあります。まず何と言ってもタビオですね。よく研究された素晴らしい商品をを開発しているので納得です。自分も記事にしました。あと、ファルケですね。BOYSという日本の代理店が扱っています。このBOYSはDANTONも扱っていて、日本中のセレクトショップさんが取引をしています。なので、ファルケもおしゃれっぽいお店に良くあるブランド、と認知されているから、よく取り上げられるんだと思います。

 

余談ですが。

 

DANTONというブランドは日本でしか販売していません。フランスっぽい雰囲気ですが、フランス人に聞いても「は?なにそれ。聞いたことない。」って言われます。商標自体はフランスにありますけどね。フランスの廃業同然だったブランドとライセンス契約をして、日本のマーケット向けにデザインをしたというわけです。BOYSさんのビジネスセンスは本当に素晴らしいと思います。でも、大手セレクトさんがそれを展開するのは、何か違和感があります。特にワーク系、アウトドア系に力を入れているショップは取り扱いブランドのストーリーでお客さんを引きつけています。リアルだぜ、ワークだぜ、みたいに散々煽っておいて、作られたブランド(フランスで流通していないブランド)で売り上げを取るっていうのは、、、マナーが良くないですよ。ネット時代になって、消費者は賢くなった、みたいなことや、俺はめっちゃ調べてる服オタクだから、みたいに思ってる人を見ますが、まだまだ情報が非対称、消費者を騙して飯食ってる人たちがいるなとおもいます。

 

ナイガイ

脱線しました。よく取り上げられるブランドがある一方で、流通量に比べて全然名前が出てこない企業もあります。ナイガイです。

 

ごめんなさい。

話が横に逸れて、寝る時間になってしまいました。続きはまた明日。