nijigensekai

東京在住セレクトショップ運営

子供の靴下

子供が生まれました。3人目です。娘3人です。3歳、1歳、0歳です。かわいいです。顔がかわいいです。親バカはほどほどにして子供用の靴下もかわいいですね。私は男性で、子供の服は妻が買うことが多いです。もしかしたら妻の趣味かもしれませんが、大人の靴とは違う配色、柄、デザインで見ていて楽しいです。

 

刀剣乱舞のキッズ用靴下がほしい。

妻が腐女子です。育児大変とかいいながら、刀剣乱舞はなまるはしっかり見てました。よく分からないとうらぶグッズが家に転がっています。実用性ないグッズが。どうせなら、実用性あるものが良いなあ、と思います。キッズの靴下だったらアニメキャラものでも違和感がないです。とうらぶのキャラのキッズ靴下とかだったら、妻が喜んで買うと思うんですよね。三日月宗近のチビキャラ絵とかで。ぽてだんっていうらしいんですけど。大人用のは、しまむらがこないだやってました。

 

これを妻が買ってきたら腹たつなぁ。子供用ならなーんにも気にならないのに。なぜでしょう。

いっそ自分でブートで作ろうか。靴下工場のおっさんとか多分キャラ絵見ても区別付かず黙って、著作権とか調べず作りそう。

まぁ、ばれたら怖いからやめよう。犯罪だからね。

 

出産祝いに靴下はハズレなし。

 

周りがポコポコ子供産むから御祝儀貧乏からのプレゼント貧乏になります。しかも、基本おっさんだから友達の奥さんが何喜ぶか分からない。というか調べる気力もありません。その点、キッズ、ベビーの靴下は間違いないです。何枚あっても困らないです。何より安いです。ラルフローレンが3足セットで3,240円とか。ラルフローレンなら間違いない。(多分)

 

奈良じゃナイガイ。

さて、ナイガイの話です。

この土日、ちょっと用事があって近くのイオンに行ってきました。一階の通路でたまに催事を催事をしているのですが、この時は靴下のワゴンセールでした。何気なく靴下を手にとって製造会社を見ると。福助、ナイガイ、岡本などのものでした。

フクスケは、そのゆるキャラに愛人がいることでこの間ちょっと触れました。岡本は実は、この時まで聞いたこともなかったのですが、靴下工場に占拠された町、奈良は広陵町の企業らしいです。年商300億円ということでなかなかの会社です。今度機会があれば取り上げたいと思います。

肝心のナイガイというと、子供のころからよく見る名前で親が勝手に買ってくる靴下がナイガイだったな〜、と思います。子供心におしゃれに興味があった私の中では、ちょっとイケテナイけどダメにもならないから捨てることができないやつ、と認識してました。ひどい。今一度大人になると、どんな会社なのか興味が湧いてきましたので少し調べてみました。

 

れっぐそりゅーしょんかんぱにー。

こんな単語初めて聞きました。社長の挨拶で説明が述べられているのですが、「モノからコト」とか、1万回は聞いたようなことが書いてあるので、すっ飛ばしました。ただの靴下屋じゃねーぞ、って意味でしょう。足の悩みを解決するコンサルティング機能搭載のAI型ソックスでも販売しているんでしょうか。

それとも、抗菌防臭機能とか、着圧でむくみがとれるとかそういうことでしょうか。もしくは履いてるだけで治る外反母趾防止とか。

期待を胸に沿革を見てみます。名古屋で創業して2020年には100周年を迎えるらしいです。あれ、奈良じゃない。年商が169億円もあるらしいです。でも岡本よりは小さいですね。私の地元、浜松にグループ企業があるみたいなので、ナイガイがその地域では強かったのかもしれないです。

上場企業なんで、直近の通期決算資料を見てみました。テレビ通販、ネット通販も手がけているんですが、通販事業全体は4千万くらい赤字みたいです。売り上げのほとんどを締める卸売事業は百貨店が主な販路のようです。なるほど、なかなかダメにならない=良い靴下ということだったんですね。

で、まあホームページを見てもおもしろいコトはあんまり書いてないです。靴下博物館とかもってるらしいんですが、なんてゆーか、その、お察しです。

レッグソリューションの謎が解けないままなので、次は公式オンラインショップでも見てみます。

 

参照元

www.naigai.co.jp

みんな履いたことあるやつ。

絶対みんな履いたことがある。

ネットで靴下について調べると、「おすすめの靴下ブランド10選」とか、「おしゃれな靴下はどこで買うのか」とか、「モテる靴下」みたいな記事が出てきます。私もブログを作って最初に、なんとなく書いてみました。

まぁ、一回書いて自分で読んでも「この人、心がこもってないなぁ、つまらないなぁ。」と思ってしまったので多分もうこういうテンプレ記事は書かないと思いますけど。リンクも貼りません。

 

ネットの記事は9割広告

それでですね、皆さんの記事を読んでみるとよくでてくるブランド、というのがあります。まず何と言ってもタビオですね。よく研究された素晴らしい商品をを開発しているので納得です。自分も記事にしました。あと、ファルケですね。BOYSという日本の代理店が扱っています。このBOYSはDANTONも扱っていて、日本中のセレクトショップさんが取引をしています。なので、ファルケもおしゃれっぽいお店に良くあるブランド、と認知されているから、よく取り上げられるんだと思います。

 

余談ですが。

 

DANTONというブランドは日本でしか販売していません。フランスっぽい雰囲気ですが、フランス人に聞いても「は?なにそれ。聞いたことない。」って言われます。商標自体はフランスにありますけどね。フランスの廃業同然だったブランドとライセンス契約をして、日本のマーケット向けにデザインをしたというわけです。BOYSさんのビジネスセンスは本当に素晴らしいと思います。でも、大手セレクトさんがそれを展開するのは、何か違和感があります。特にワーク系、アウトドア系に力を入れているショップは取り扱いブランドのストーリーでお客さんを引きつけています。リアルだぜ、ワークだぜ、みたいに散々煽っておいて、作られたブランド(フランスで流通していないブランド)で売り上げを取るっていうのは、、、マナーが良くないですよ。ネット時代になって、消費者は賢くなった、みたいなことや、俺はめっちゃ調べてる服オタクだから、みたいに思ってる人を見ますが、まだまだ情報が非対称、消費者を騙して飯食ってる人たちがいるなとおもいます。

 

ナイガイ

脱線しました。よく取り上げられるブランドがある一方で、流通量に比べて全然名前が出てこない企業もあります。ナイガイです。

 

ごめんなさい。

話が横に逸れて、寝る時間になってしまいました。続きはまた明日。

マスコットキャラに愛人がいる。

福助、蘇った老舗。

袴を着た小僧が手をついているロゴを皆さんご存知だと思います。足袋から事業を起こし、現在は売上のおよそ4割が靴下を占めています。この老舗は20世紀末にはライセンス事業を広く展開し、フクスケのブランド価値が大きく傷ついていました。

復活

伊勢丹の名物バイヤーとして名を馳せた故・藤巻幸氏が経営に加わり、ブランドの立て直しに当たりました。当時多くのメディアで取り上げられました。私も当時大学でブランドマーケティングをかじっていた関係で、関係する本を何冊か読みました。今振り返ると、藤巻さんというカリスマを抜擢してメディアの注目を集め、VMDからの改善、アパレルの経験を活かしたマーケティングの手法を取り入れて行ったのは、ブランド事業の立て直しとして非常に模範的な例で学ぶところが多いです。

 

フクスケというブランド

ホームページを見てみると、特色ある構成になっており、この会社が何を大事にしているかがよく見えてきます。

福助キャラクター推し

トップページの下段に「Fukusuke CONTENTS」と題して、マスコットの福助を紹介し、ヒストリー、グッズ展開、果てはミュージアムと、このマスコットをぐいぐい推してきます。

さすがだな、と思うのはゆるキャラになってしまいそうなモチーフを、純和風のテイストで、しかし古臭くならないようにアップデートしたデザインにしている点です。

福助グッズはマスキングテープ、ベアブリック、ラインスタンプなどの商品構成です。ターゲットが明確になっているからできることだと思います。

 

ヒストリー押し

福助キャラの欄にヒストリーがありますが、かなり力が入っています。

年表形式のサイドバーを設けて、スライドが約20枚。どのスライドも読みたくなるキャッチコピーです。そして文字量はかなりコンパクトに絞っているので飽きることもなく最後まで読んでしまいます。すばらしい。

それ以外にもブランドヒストリーを感じさせる仕組みがたくさんあります。ホームページの大きなバナー一枚目がヴィンテージ感あるミシンの写真で始まったり、会社概要やリクルートページで創業年を一番最初に押しています。

 

ものづくりに関することや、機能性に関することなどをホームページから省いて、自社が持つ歴史という資産を軸にしたブランド構築をしていることがよくわかります。

 

 

www.fukuske.com

 

あ、あと最後に。

福助、愛人がいるみたいです。妻は吉祥天女、お妾さんはお多福らしいです。コンプラ的にはどうなんですか、フクスケさん。

コンビニと同じくらい靴下工場がある町。

 

靴下の町

靴下ソムリエについて紹介した記事で、奈良県は靴下の有名産地であることをお伝えしました。

奈良には広陵町というところがあります。この町はまぁよくある田舎なんですが、一つだけ変わったところがあります。町全体が靴下工場だらけみたいです。町役場のホームページで18個の工場が載っています。人口およそ33,000人なので、1800人に1つ工場がありますね。東京はコンビニが約7,200あるそうです。人口が1億3000万なので、こちらも1800人に1つのコンビニがあります。むむっ。 

そんな奈良の靴下産業を代表する企業がタビオ株式会社です。靴下屋、Tabioの2台看板で日本全国に実店舗を構えています。また、2002年からは、海外展開も始めロンドン、パリ、では実店舗をアメリカではonline storeを展開しています。

 

タビオの歴史

1968年、靴下問屋を創業します。当時の社名は「男」を音読みして「ダン」でした。自社企画商品の開発に取り組み、専門店として当時一世を風靡していた三愛、鈴屋、玉屋と商売をしていました。在庫管理に力を入れて、事業を拡大すると、訪れる資金繰りの危機。なんとか乗り越えた先では、利益重視に方針を変えます。自社商品がぞんざいに扱われている現実に悩んでいると、直営店の話が舞い込み、1982年、神戸に直営店を構えます。面白いのは店舗名でDOS, direct operation systemの略だったそうです。靴下にも社名にも関係ない屋号は、自社の在庫管理手法に対する自信が見えます。続けて「靴下屋」をオープンします。急成長が続き、時代が移り変わる中POSシステムも導入して確固たるサプライチェーンを構築します。その中核に位置するのが、取引工場立ち上げた組合で名称がCSM(コスモ)です。明らかにSCM(サプライチェーンマネジメント)を意識してると思います。ちなみに、CSMの拠点となる建物ができたのは1993年11月11日、靴下の日です。ポッキーの日ではない。

2000年には大阪証券取引所2部に上場、靴下専業としては初の上場という快挙です。2006年には社名を「ダン」から「タビオ」と改め、現在に至ります。

 

私がアパレル業界にいるからかもしれませんが、この会社の歴史は産業自体の成長、衰退、時代に立ち向かう変革の気概がありありと感じられます。いつかNHKで朝の連続テレビ小説にでもしてくれませんかね。

 

 

参照元

タビオ株式会社website

https://tabio.com/jp/corporate/company/about/history.html

東京都総務局統計部 http://www.toukei.metro.tokyo.jp/jsuikei/js-index.htm

ミトク https://mitok.info/?p=119597

 

靴下は何足必要か。

皆さんは、靴下を何足持っていますか

10足ほどでしょうか。その靴下はいつ頃購入したのものですか。メンズのソックスは、この10年ほどでいろいろおしゃれなものや、女性の視線を意識したかわいいものが増えました。この流れにしっかり乗れていますでしょうか。この2つの質問にパッと答えられない方は、乗り遅れてるかも...?これを気にソックスに気を配ってみましょう。

 

靴下の衣替え

季節ごとに靴下を衣替えしている方はいますか。私は、季節が変わり始めたなというタイミング、3月と9月には、薄手のものと厚手のものがまざって全部で40足ほどは、クローゼットに出てきます。ファッション業界で働いているので普通のサラリーマンよりは多いかなと思います。それでは、靴下にあまりお金をかけたくない、あまり興味がない人は何足くらいの靴下を用意しておけばよいのでしょうか。

 

必要最低限の数

ドレス用のソックスがスーツの色に合わせて3色(ブラック、ネイビー、チャコール)、カジュアル用のソックスが土日分で2足、着こなしに合わせて使うフットカバーが1足。これで1シーズンなので、素材と色味を変えてもう1シーズン分揃えると6足になります。でもこれでは、雨が続いた時、穴が会いてしまったときに残念なことになってしまいますね。

 

私の場合は、春夏はドレス用が各色2枚ずつに増えます。スーツは各色複数枚あるので、ネイビーを2日続けて着るときにネイビーの靴下がないと困るからです。

ちなみに、スーツの色はその日のスケジュールに合わせています。デペロッパーとの契約関係のアポイントがあればネイビー、仕入先との商談であればチャコール、社内会議であればブラックです。このスケジュールの内容の並び順は、フォーマル度が高いものから、フォーマル度が低い=カジュアル度が高い順に並べています。ネイビーを2日続けて切ることもザラなので、靴下が1色1足ではコーディネートができなくなってしまいます。件数的には、社内会議がダントツ多いですが、ネイビーやチャコールを着ても威厳を欠くことや、失礼な印象を与えることもないので、適当にローテーションしています。

そして、休日用は、普通の厚さのものが無地色もので2色、柄物で2柄、フットカバーは浅めのものと甲を覆うものを黒で一枚ずつです。以上で12点です。

秋冬は、ビジネス用が無地各2、プラスアーガイルなどの許される範囲内での柄物を2柄追加します。カジュアル靴下は、無地2、柄2に加えてエンジニアブーツなどごつめのもんをはくと起用に極厚手のものを1枚増えます。フットカバーは甲浅めのフットカバーはなくなり、甲を覆うタイプだけになります。以上、14点です。年間を通すと26枚の計算です。ただしこの計算はは自分としては最低の数で実際は、40足くらいになっています。

靴下ソムリエって何よ。後編。

前編の内容。

実はレッグウェア産業の国内トップシェアを誇る奈良県。業界団体が定める靴下ソムリエについて見ていると、聞いたこともない「幸運を呼ぶ11の靴下ジンクス」というものが出てきました。読んでみると、ツッコミどころが満載です。続けてどうぞ。

幸運を呼ぶ11の靴下ジンクス

3、隣で男が寝ている間にくつしたをそっと履かせて、起きなかったらその恋は成就する。(ただし、翌朝それを脱ぎ捨てていたら不可)

njigensekaiコメント:あっ、これはなんかわかる、、気が、、する、、??

夜寝るときに靴下履く人っているのかな?私は裸足です。僕の家族、親、兄弟、妻もみんな裸足です。

もし朝目が冷めて自分が靴下履いていたら、えっ、俺なんか靴下履いて寝てる。なんでだ。お風呂入った後自分で履いたっけな。そんなはずはない。う〜ん、昨日お酒たくさん飲んだかな?いやいや、履かないでしょ!ってことは、彼女が寝てる間に履かせたのかなぁ。でも、なんで。誰得?てか、俺が寝てるのに、起こさずに靴下履かせるとかなんのプレイ?特殊な趣味なのかな。じゃぁ、まあいいっか。いや、待て良くない、そんなことするやつは絶対他にもなんかしてるぞ。寝てる間に靴下を履かせてくるくらいだからな。きもちわるい〜。決めた別れよう!今すぐ、家から出てってもらおう!

となって、靴下は脱ぎ捨てないまでも、先にその恋は破綻する。っていうのが、私の予想です。

 

4、11月11日のよる11時11分に、くつしたを持って好きな人に告白しに行くと、1/2の確率でOKしてもらえる。

あっ、コメントの前に細くしておくと11月11日は靴下の日です。プリウスが教えてくれそうな豆知識ですね。ポッキーの日(ボソっ

matome.naver.jp

 

njigensekaiコメント:まだ付き合ってない状態ですよ。告白するわけだから。深夜ですよ、23時。まぁ、大抵の大人は寝てるか、お酒を飲むか、家でぐうたらしてるかですよね。そんなプライベートな時間を楽しんでるときに、人が会いに来る、と。

家にきたら、えっこんな時間にってなりますよね。もし女性がきたら「あっ、この人泊まる気だな、完全にお泊まりの時間だな。」って男性は考えますね。女性の家に男性が来ても「あっ、この人泊まる気だな、完全にお泊まりの時間だな。」って思いますよね。

男性は、、、まぁそのまま抱きますよね。深夜に家に来れるような関係ならある程度親密で、顔がどうとかはクリアしてるでしょうから。据え膳は食わぬはヲノコの恥。

女性は、、、付き合ってもないくせにこいつ私のこといけると思ってるな。そんなチャラ男だとは思わなかった。残念だけどこの恋は忘れよう。って考えるんじゃないですかね。

 

話をまとめると

 

11月11日のよる11時11分に、くつしたを持って好きな人に告白しに行くと、(男性は振られるし、女性はセフレ要員かもしれないけど)1/2の確率でOKしてもらえる。ってことです。

 

5、猫の名前に「ソックス」とつけると、その飼い主(男)は、大統領になれる。「ストッキング」とつけると、その飼い主(女)は大統領夫人になれる。

njigensekaiコメント:フランスか、アメリカか。でもどちらの国も意識高い系だし、こんなこと今時行ったら失言だよね。議員辞職だよね。ってことは、ペルーとか、韓国とか、インドネシアとか、イランとかブラジルとか、、、いや、どの国でもこんな発言、性差別の極みだわ。

 

本当は、この倍くらいのジンクスがあって、もっともっとツッコミたいんですが、なんだか奈良県靴下工業協同組合さんの意図する方向とずれても申し訳ないのでこの辺で。気になる方は下記リンクから。

靴下ソムリエってなによ。前編。 - nijigensekai

初級編 メンズファッション おしゃれな靴下 - nijigensekai

インポートの靴下はなぜ破れる? - nijigensekai

 

www.apparel-nara.com